しゅんすけニュース

9月12日(金) 運を支配した男 

ご存知の方も多いと思いますが、元ラグビー日本代表監督で、55歳の若さで亡くなった宿澤広朗(しゅくざわひろあき)さんのことです。三井住友銀行では、異例のご出世で執行役員として頭取候補の一人といわれていましたが、早すぎる死でした。


実は、おとといの私の一般質問で木下駅舎の安全対策から、AEDの設置について市長にお尋ねしたところ、「中澤議員の尊敬する宿沢さんも登山中に心筋梗塞を発症し、急逝したのですがAEDがあれば助かっていたかもしれない」と答弁がありました。

そのときのやりとり、どうせ打ち合わせしてあるのでしょう、と言われそうですが、市長には「遠慮なくモノ申します」といってあるだけで、ほとんど流れの中で質問しております。みなさんすぐにはピントこなかったはず。よく調べてあるのには少々驚きました。

私も山一證券時代、お会いしましたが、ちょうど伝説のスコットランド戦に勝ったころなので、かれこれ20年近く前になります。この試合、ラトゥーや青木も出ており、秩父宮ラグビー場で観戦していましたが、その時の監督が宿沢さんでした。当時この試合は、勝てないだろう・善戦するのが関の山と言われていた相手にまんまと勝ったゲームですから、大金星は感動的でした。あの日は暑かったので、うれしさのあまり、たらふくビールを飲んだ記憶があります。

宿沢さんの座右の銘は「努力は運を支配する」とのことですが、頭取や協会会長を目の前にして、運を使い果たしてしまったのか。最高峰まであとわずかだったのに。哲学者ではありませんが、仮に運は支配できても、持って生まれた運の大きさは人それぞれ違うはず、有限であり無限ではないということでしょうか。

残された言葉に、「いつも背伸びして、手を目いっぱい挙げ、その指先が届くかどうかのレベルにチャレンジする事だ。辛いけど、そうすれば自身が磨かれる、成長できる」というくだりがあります。宿沢さんの話を思い出したら、チャレンジする意欲が昨日以上に湧いてきました。


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