しゅんすけニュース

7月14日(月) 地方議会は学芸会

日々強まる夏の気配、夏休みの計画は順調に進んでいるでしょうか?

さて昨日の毎日新聞の千葉版に、「緊張感なき議場/千葉」という見出しがありました。なんのことかと思って目を通すと、

 「地方議会は学芸会」。駆け出し時代に参加した日本記者クラブ研修会で、片山善博・元鳥取県知事から聞いた。当局と議員が事前に質疑内容を一言一句すり合わせ、本番では台本を手に棒読みする実態を皮肉った。
 11日に閉会した県議会。ある議員の質問を聞き、久しぶりにこの言葉を思い出した。彼は国民皆保険を「こくみんみなほけん」、外環を「そとかん」と読んだのだ。
 正解は「こくみんかいほけん」「がいかん」。県政関係者には基本の行政用語だ。渡された台本を事前確認する、わずかな労さえ惜しいのか。
 ある市議会では議員の半数が質疑の最中に読書、居眠り、上の空。議員自身による議会軽視は目に余る。
 学芸会でも一度は通し練習をし、仲間の発表をまじめに鑑賞する。学芸会の緊張感すらない議場は、民主主義の主戦場ではない。


という、地方議会は学芸会以下ともとれる辛口のコメントが。


反論したいところですが、まんざら嘘ではないといいますか、事実も含まれます。この記事を読んで、県議の誰なのか議会中継の録画でも聞き直そうかと思ったほどです。バカバカしいのでやる気にはなれませんが。

県議会だけでなく市議会でも同じようなことが現実に起こっています。一般質問の答弁のすり合わせは当たり前のことで、省略すると、議員と執行部、双方がリスクを負うからです。

私の場合を例にとると、質問のみの持ち時間30分(片道)を有効に使うには、打ち合わせをした上で、質疑に入ります。かみあわない答弁が続くと、核心部分に至るまで質問を変えながら時間だけを浪費してしまうからです。
また執行部も事前に調整をしないと、想定外の質問に対応できない事態に陥り、答弁に窮する姿は決して好ましいものとはいえません。
一見お互いの利害が一致しているように見えますが、台本があるようなもので、急きょこんな質問をしたいとひらめいても、信義則に反するようで躊躇してしまいます。

近い将来、印西市議会でも議会中継が始まります。これをご覧になる市民は行政と議会の真剣勝負を望んでいると思いますので、国会中継のようにいかないまでも質問に遠慮があってはいけませんし、ましてや迫真の演技はどうなの?という気はします。歯切れが悪い質問に歯切れの悪い答弁では、ますます市民の関心は遠ざかるのではないでしょうか。

両者の立場を経験していますので、答弁する部長がよく勉強し精通していれば、何も問題はありませんし、以前書いたと思いますが、反問権がないのはフェアーじゃないのも事実です。議員にしても...怒られそうなのでこの辺でやめますが、どこの議会も形骸化しているのは同じだと思います。

今話題を呼んでいる情報番組『サキヨミ』とは関係ありませんが、自分なりに先読みすると、中途半端なものに反応しない世の中になっていますので、このままでは議員定数削減の流れは避けられないばかりか、市民からの圧力は日増しに強まる気がしています。

このページの先頭へ戻る

ホームページへ戻る

ウィンドウを閉じる

このページの先頭へ戻る